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J-GLOBAL ID：201002293879857848   整理番号：10A0680439

蛍光銀ナノクラスタの相補的パレット

A complementary palette of fluorescent silver nanoclusters

著者 (5件)： SHARMA Jaswinder (Los Alamos National Lab., New Mexico, USA) ,  YEH Hsin-Chih (Los Alamos National Lab., New Mexico, USA) ,  YOO Hyojong (Los Alamos National Lab., New Mexico, USA) ,  WERNER James H. (Los Alamos National Lab., New Mexico, USA) ,  MARTINEZ Jennifer S. (Los Alamos National Lab., New Mexico, USA)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 46  号： 19  ページ： 3280-3282  発行年： 2010年05月21日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金ナノクラスタで蛍光放出はクラスタ内の原子数の働きとして計測されるが,銀ナノクラスタでは蛍光放出の原子数との関連は明瞭ではない。今回,一反応条件下でDNA上にテンプレートとした銀ナノクラスタを合成し,光物理学的に特徴付けた。リン酸緩衝液あるいは水溶液下にDNAとAgNO₃を混合し,NaBH₄を添加した。異なる配列と長さの4つのDNA鎖を選択した。NaCl存在下,近赤外放出ナノクラスタ(AG4)はより安定であった。4つのクラスタの蛍光量子収率を測定し,赤色と近赤外放出種AG3とAG4は50%以上大きい収率を示した。さらに,蛍光寿命を時間相関単一光子計数で,クラスタ径,クラスタ濃度と明るさを蛍光相関分光法で検討した。本結果は,異なる波長で蛍光を発する銀ナノクラスタ4種を示し,その容易な合成,小径と高い光安定性を示すこれらの銀ナノクラスタが生物学的研究のための蛍光プローブとなると結論した。

シソーラス用語： *DNA【核酸】 ,  *鋳型反応 ,  緩衝液 ,  硝酸銀 ,  近赤外線 ,  量子収量 ,  光子計数 ,  蛍光分光法 ,  波長 ,  ナノクラスタ ,  塩化ナトリウム ,  *プローブ
準シソーラス用語： リン酸緩衝液 ,  *蛍光プローブ ,  蛍光相関分光法 ,  時間相関単一光子計数

分類 (2件)： 生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  核酸一般  (EB04010U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 蛍光 ,  銀ナノクラスタ ,  パレット