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J-GLOBAL ID:201002293895259594   整理番号:10A0603120

ポリ2-チオフェン-3-イル-マロン酸,繰返し単位あたり二個のカルボン酸を有するポリチオフェン

Poly(2-thiophen-3-yl-malonic acid), a Polythiophene with Two Carboxylic Acids Per Repeating Unit
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資料名:
巻: 114  号: 19  ページ: 6281-6290  発行年: 2010年05月20日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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酸化的カップリング重合によってマロン酸をもつ新しい置換ポリチオフェン誘導体,ポリ2-チオフェン-3-イル-マロン酸(PT3MA)を合成し,実験と理論的方法論の両者を組合せることによって特性化した。アルカリ加水分解によって2-チオフェン-3-イル-マロン酸をPT3MAに変換した。FTIRと1H NMRを用いPT3MAの化学構造を調べ,量子力学計算を用いその分子立体配座を決定した。興味深いことに,環間二面角の立体配置は材料のイオン化度,すなわちpHに依存することを見いだし,PT3MAは水性塩基溶液に完全溶解することを見いだした。しかるに,優先anti-gauch立体配座は負荷電したカルボキシラート基が中性カルボン酸に変換するときsyn-gauch立体配座に変換する。頭尾位置化学を有するモデル系に関する紫外可視実験と量子力学計算は最低π-π*遷移エネルギーが負荷電と中性高分子それぞれについて2.25と2.39eVであることを示した。これらの値は嵩高極性側鎖を有する他のポリチオフェンについて先に報告した値よりも若干大きい。高分子は215°Cを越える分解温度でもって良好な熱安定性と半導体材料特性である電気伝導度10-5S/cmを示した。走査電子顕微鏡写真はドーピング後,この材料の表面が不規則サイズを有する規則的分布した細孔を示すことを明らかにした。この表面はPT3MAが電気透析,廃水処理また医学用のイオン選択膜のような可能性応用にとって候補であること示唆した。
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高分子固体の物理的性質 
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