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J-GLOBAL ID：201002294014438803   整理番号：10A0652981

MTSATで捉えた浅間山2009年2月2日噴火に伴う噴煙

MTSAT Observation of the Eruption Cloud Occurred at the February 2, 2009 Eruption of Mt. Asama, Central Japan

著者 (7件)： 金子隆之 (東大 地震研) ,  田寛之 (東大 地震研) ,  高崎健二 (東大 地震研) ,  安田敦 (東大 地震研) ,  前野深 (東大 地震研) ,  小山悦郎 (東大 地震研) ,  中田節也 (東大 地震研)
資料名： 火山  (Bulletin of the Volcanological Society of Japan)
巻： 55  号： 2  ページ： 119-128  発行年： 2010年04月30日 
JST資料番号： G0918A  ISSN： 0453-4360  CODEN： KAZAAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 火山の噴煙は,航空機の運航上世界的に大きな問題である。著者等は,火山灰が首都圏に飛来して社会的関心を集めた浅間山の噴火事例について,衛星リモートセンシング技術を用いて解析した結果について報告した。手法は,衛星による噴煙観測に好適なMTSAT赤外画像データを用いて噴煙の運動状況を調べ,降灰分布や風データ等の気象データを併せて総合的に解析した。その結果,噴煙の移動・拡大状況は風(風向,風速)の影響が強く,火山防災上からも上層,低層の風の影響に注意を払う必要があることが分かった。

シソーラス用語： 火山 ,  火山噴出物 ,  静止衛星 ,  赤外線画像 ,  分布 ,  *気象データ
準シソーラス用語： *MTSAT ,  *火山噴煙 ,  *降灰分布 ,  *赤外画像 ,  *浅間山

分類 (1件)： 地球熱学,火山物理学  (DC03070D)

引用文献 (14件)：

• KALNAY, E. The NCEP/NCAR 40-year reanalysis project. Bull. Am. Met. Soc. 1996, 77, 437-471
• 金子隆之. MODIS夜間赤外画像による浅間山2004-2005年活動の熱観測. 火山. 2006, 51, 273-282
• 気象庁. 日本の火山活動概況(2009年1月-2月). 火山. 2009, 54, 85-87
• 中田節也. 浅間山2004年噴火と過去の噴火との比較による活動評価. 火山. 2005, 50, 303-313
• PRATA, A. J. Observations of volcanic ash clouds in the 10-12μm window using AVHRR/2 data. Int. J. Remote Sensing. 1989, 10, 751-761

タイトルに関連する用語 (4件)： MTSAT ,  浅間山 ,  噴火 ,  噴煙