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J-GLOBAL ID:201002294053756251   整理番号:10A0077029

細菌バイオフィルム生成に対する環状ビス(3′-5′)ジグアニル酸とそのアナログの影響

Effect of cyclic bis(3′-5′)diguanylic acid and its analogs on bacterial biofilm formation
著者 (10件):
資料名:
巻: 301  号:ページ: 193-200  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: E0002C  ISSN: 0378-1097  CODEN: FMLED7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ドメインGGDEFを有する蛋白質はジグアニル酸シクラーゼ活性に関連する。細胞内の上昇したレベルの環状ビス(3′-5′)ジグアニル酸(環状ジ-GMP)はバイオフィルムの生成を促進し,運動性を抑制する。一方,細胞外の高濃度環状ジ-GMPはバイオフィルムの生成を抑制する。本研究で,環状ジ-GMPとそのアナログを用いて,細菌のバイオフィルム生成の正負の制御における,環状ジ-GMPに感受性な標的の認識の構造特異性を調べた。高バイオフィルム生成株黄色ぶどう球菌MS2507を用いて,ドメインGGDEFを有するSA0701を欠失した変異株(ΔSA0701)を作製した。ΔSA0701は,親株にくらべ減少したバイオフィルム生成を示した。環状ジ-GMPを培養液に添加すると低濃度ではバイオフィルムの生成を促進し,高濃度では抑制した。アナログでは,バイオフィルム生成促進効果は見られなかった。200μMの高濃度では,アナログによってもバイオフィルム抑制が見られ,その抑制効果は高い順に,環状ジ-GMP,環状ジ-GMPのモノホスホロチオエート,環状ビス(3′-5′)グアニル酸/アデニル酸,環状ビス(3′-5′)グアニル酸/イノシン酸であった。この結果は,抑制効果は環状ジ-GMPに特異的でないことを示している。
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