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J-GLOBAL ID：201002294055189052   整理番号：10A0326162

リスクベースメンテナンスによるコンクリートドックのメンテナンス最適化

Maintenance Optimization for Concrete Shipyard Dock with Risk Based Maintenance

著者 (3件)： 戸田勝哉 ((株)IHI基盤技術研究所) ,  富士彰夫 ((株)IHI基盤技術研究所) ,  宇治公隆 (首都大学東京都市環境学部都市基盤環境コース)
資料名： 材料  (Journal of the Society of Materials Science, Japan)
巻： 59  号： 3  ページ： 243-249 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0385A  ISSN： 0514-5163  CODEN： ZARYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート構造物は,劣化因子が内部に侵入し,鉄筋腐食を生じて,かぶりコンクリートが剥落し,耐久性が低下するので,劣化程度に応じて,補修・補強を行う場合,どこから施工すればメンテナンスコストが低減出来るか,考えねばならない。リスクベースマネジメント(以下,RBM)は,リスクの高い箇所を明確にして,その低減策を策定する手法であり,様々なプラントや構造物のメンテナンス手法として,適用され始めた。近年,コンクリート構造物についても,合理的なメンテナンス手法が求められ,RBMにおけるリスク評価とは異なったライフサイクルコストやアセットマネジメントの手法が適用され始めた。本研究では,コンクリート構造物に対しても,鋼構造物と同様に,RBMの適用が可能であると考えて,その有効性の検討を行なった。

シソーラス用語： *ドック ,  *コンクリート構造 ,  造船所 ,  塩害 ,  *保守管理 ,  修理 ,  リスク評価 ,  確率 ,  損傷 ,  解析 ,  腐食 ,  剥離 ,  予測 ,  Markov連鎖 ,  ライフサイクルコスト ,  塩化物 ,  イオン ,  濃度 ,  *経営理念 ,  *リスク管理 ,  イオン濃度 ,  金属腐食
準シソーラス用語： *コンクリートドック ,  マネージメント ,  *リスクベースマネジメント ,  損傷解析 ,  鉄筋腐食 ,  発生確率 ,  劣化予測

分類 (2件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H) ,  造船所  (QJ06020D)

引用文献 (21件)：

• 1) A. Fuji, J. Takahashi and K. Toda, “Risk Based Maintenance no Tekiyou”, Jitsu-Ten, Boiler & Crane Safety Association, pp.47-54 (2006).
• 2) S. Kihara and A. Fuji, “RBI/RBM introduction for maintenance by Risk Evaluation”, Japan Institute of Plant Maintenance, (2002).
• 3) American Petroleum Institute : Risk Based Inspection Base Resource Document, API581 (2000).
• 4) American Petroleum Institute : Risk Based Inspection Technology , API RP581 2nd Edition, (2008.9)
• 5) American Petroleum Institute : Risk Based Inspection, API RP580 (2008).

タイトルに関連する用語 (5件)： リスクベースメンテナンス ,  コンクリート ,  ドック ,  メンテナンス ,  最適化