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J-GLOBAL ID:201002294089572220   整理番号:10A0334689

卵の粘性除去,孵化率及び孵化仔魚の健苗性に与えるワカサギ卵への未焼成ホタテ貝殻粉末懸濁水処理の効果

Effects of Treatment Using Unbaked Scallop Shell Powder Suspension on Eliminating Egg Adhesiveness, Hatching Rate and Larval Quality in Japanese Smelt (Hypomesus nipponensis) Eggs
著者 (4件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 97-104  発行年: 2010年03月20日 
JST資料番号: Y0285A  ISSN: 0371-4217  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ビン式孵化器を用いたワカサギ卵の集約的管理では,収容前に卵の粘性除去処理が必要である。本研究では,産業廃棄物ホタテ貝殻未焼成粉末(貝粉末)に着目し,卵の粘性除去,孵化率及び孵化仔魚の健苗性に与える貝粉末懸濁水の卵への処理効果を調べた。小規模試験の結果から,5g/l以上の濃度で貝粉末処理を行えば,従来行われてきた5g/lカオリン懸濁水処理と同等ないしそれ以上の粘性除去効果が得られることが示された。また,ビン式孵化器を用いた大規模試験の結果から,5g/l及び20g/lの貝粉末処理を行えば,従来処理と同等の生残率,孵化率並びに孵化仔魚の汽水耐性及び絶食耐性を得られることが明らかになった。一方で,粉塵被害の懸念から貝粉末など微粉末を扱う場合には,使用を最小限に止めることが望ましい。以上の結果から,5g/l貝粉末の懸濁水処理が,ワカサギ卵集約的管理のための卵粘性除去に有効な手段であることが示された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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魚類  ,  増養殖の技術 
引用文献 (15件):
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