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J-GLOBAL ID：201002294120174645   整理番号：10A0531825

SipCのC末端はSalmonellaの侵襲を促進するようにF-アクチンに結合して束ねる

The C Terminus of SipC Binds and Bundles F-actin to Promote Salmonella Invasion

著者 (2件)： MYENI Sebenzile K. (Purdue Univ., Indiana) ,  ZHOU Daoguo (Purdue Univ., Indiana)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 18  ページ： 13357-13363  発行年： 2010年04月30日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ネズミチフス菌は非貪食性細胞にエフェクタ蛋白質を注入することで浸入する。SipCはアクチンを凝集させ,F-アクチンを束ね,III型エフェクタを移行させるエフェクタであるが,その作用の分子機構は明らかになっていない。本研究では,これらの作用を分割することに成功した。C末端のアミノ酸200~409の部分はアクチンフィラメントを束ねる作用を有していた。さらにアミノ酸221~260および381~409はSipCのアクチン結合およびアクチンを束ねる活性に不可欠だった。アクチンを束ねる活性を欠落したSalmonellaの変異株はHeLa細胞への侵襲性が低下していた。

シソーラス用語： *細菌感染 ,  アクチン ,  アクチンフィラメント ,  HeLa細胞 ,  末端基 ,  アミノ酸配列 ,  *エフェクタ ,  凝集 ,  *アクチン結合タンパク質 ,  ネズミチフス菌
準シソーラス用語： C末端 ,  Fアクチン ,  *SipC蛋白質 ,  蛋白質凝集

分類 (2件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： C末端 ,  Salmonella ,  侵襲 ,  促進 ,  F-アクチン