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J-GLOBAL ID:201002294121411861   整理番号:10A0831514

SAX-7/L1CAM及びHMR-1/カドヘリンはCaenorhabditis elegansの原腸陥入の間の割球の緻密化と非筋肉ミオシンの蓄積において冗長に機能する

SAX-7/L1CAM and HMR-1/cadherin function redundantly in blastomere compaction and non-muscle myosin accumulation during Caenorhabditis elegans gastrulation
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資料名:
巻: 344  号:ページ: 731-744  発行年: 2010年08月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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原腸陥入は発生における最初の主要な形態形成運動であり,細胞接着と細胞骨格の動的な調節を必要とする。Caenorhabditis elegansの原腸陥入は,胚の表面から内部への,2つの内胚葉前駆割球EaおよびEpの移動と共に始まる。Ea/Epの移動は細胞接着,細胞シグナリング,そして細胞運動の交わりを調べるための比較的単純な系を提供する。Ea/Epの移入は正しい細胞の運命の特定化と極性化,頂端でのミオシンの蓄積,そして頂端狭窄と移入を駆動するWntが活性化するアクトミオシンの収縮に依存する(Leeら,2006;Nanceら,2005)。ここで我々はEa/Epの移入が,HMR-1/カドヘリンまたはSAX-7/L1CAMの何れかの機能も必要とすることを示す。カドヘリン複合体成分とL1CAMの両方は原腸陥入の間,細胞間の接触がある全ての部位に局在する。何れのシステムもEa/Epの移入に十分であるが,両方併せた欠失は頂端狭窄と移入の失敗につながる。同様の結果が単離した割球でも見られた。Ea/Epはsax-7(eq1);hmr-1(RNAi)胚において,適切に特性化され,正しい頂端-基底極性を示すようである。著しいことに,sax-7(eq1);hmr-1(RNAi)胚において,EaとEpはそれらの頂端表面にミオシン(NMY-2::GFP)を蓄積できないが,sax-7(eq1)またはhmr-1(RNAi)胚の何れかにおいて,頂端ミオシンの蓄積は野生型に匹敵する。従って,カドヘリンとL1CAM接着系は局在したミオシンの蓄積,従って原腸陥入の間のアクトミオシンの収縮性に冗長に必要である。我々はsax-7とhmr-1の機能が,ABar割球の分裂の間,Wnt依存性の紡錘体極性化に冗長に必要であることも示す。このことはこれらの細胞表面タンパク質が初期胚の複数の発生上の現象を冗長に調節することを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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発生と分化 

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