抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
転移湾曲が狭トラック記録において問題となるトラックエッジノイズへ与える影響を実測と計算から検討した。転移湾曲およびクロストラック方向への磁界勾配が異なるヘッドを実測と数値計算により評価した結果,1)転移湾曲が大きいヘッドの方が特に線記録密度が高いときにトラックエッジノイズが大きいこと,2)これは転移湾曲が大きいヘッドの方がトラック端部におけるノイズ源であるイレーズバンド幅が大きく,トラック端部ノイズがトラック中心に近づくためであること,3)転移湾曲の低減は主に高線記録密度におけるSNRの向上に有効であり,トラック端部揺らぎの低減は主に低記録密度SNRの向上に有効であること,の結論を得た。これらの結論より,HDDの高記録密度化には,トラックエッジノイズ低減の観点から,転移湾曲とトラック端部揺らぎの両方の低減が必要であることが明らかになった。(著者抄録)