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J-GLOBAL ID:201002294139166503   整理番号:10A0859825

グアニン四重鎖形成に関連した電子エネルギー変化:原子水準での研究

Electronic Energy Changes Associated with Guanine Quadruplex Formation: An Investigation at the Atomic Level
著者 (4件):
資料名:
巻: 114  号: 30  ページ: 9833-9839  発行年: 2010年08月05日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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治療剤としてグアニン四重鎖はそれらの可能性役割により多くの関心を集めている。グアニン(G)が四重項を形成する性癖により,DNAのこれら高濃度G列は数個の四重項を積層することによってユニークなグアニン四重鎖(G-四重鎖)構造を形成でき,種々の金属カチオンによって安定化される。G四重鎖構造はテロメア配列のみならずDNAの多くの他の高濃度G領域で形成されると考えられている。特に,これら四重鎖構造は腫瘍細胞中でかなりの割合で高活性を示し,これらの細胞に細胞不死化を与えると考えられているテロメラーゼを阻害する能力がある。しかしながら,これらの構造形成とそれらの抗癌活性を増強することに関する多数研究があるにも拘らず,多くの疑問が四重鎖構造自身に残されている。最新研究は原子水準でこれらの四重鎖構造の性質を調べることができる。四重鎖構造について個別原子エネルギーを計算し,四重鎖生成のエネルギー的因果関係を決定するため非折畳みテロメアの原子エネルギーと比較した。結果は幾つかの興味深い傾向,最も著しいことはグアニン四重項が安定化と不安定化の交互パターンを示し,これらの領域が無傷四重鎖で実際に重なり合っていることを示唆した。更に,TTAループセグメントが大幅に安定化され,一方,糖-リン酸塩主鎖中の原子が非折畳みから折畳み状態に進むのに僅かな変化を示す。付加的に四重鎖の中心コア中のナトリウムカチオンの包接がこれらのイオンの存在で大幅に安定化するカチオンに最接近している原子を除き原子エネルギーに最小効果をもつことである。
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核酸一般 
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