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J-GLOBAL ID：201002294162982709   整理番号：10A1006700

ポリ(エーテルスルホン)-graft-ポリジメチルシロキサン共重合体の合成およびキャラクタリゼーション

Synthesis and Characterization of Poly(ether sulfone)-graft-polydimethylsiloxane Copolymers

著者 (6件)： CHEN Zheng (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  YANG Jinsheng (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  GUAN Shaowei (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  LI Xiujie (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  RONG Changru (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  JIANG Zhenhua (Jilin Univ., Changchun, CHN)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 118  号： 4  ページ： 2434-2441  発行年： 2010年11月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘキサメチルシクロトリシロキサンのアニオン開環重合により,ヒドロシリル末端ポリジメチルシロキサン(PDMS)を調製した。2-(4-メトキシフェニル)-1,4-ジヒドロキシベンゼンを合成し,4,4′-ジヒドロキシジフェニルスルホンおよび4,4′-ジクロロジフェニルスルホンとの共重縮合,続いて加水分解後,アリルブロミドとの反応で側鎖にアリルエーテルを導入した。アリル基へのPDMSのヒドロシリル化により,PDMSを側鎖に含む新規ポリアリ-ルエーテルスルホンを合成した。生成したグラフト共重合体を¹H-NMR,FTIR,DSCおよび熱重量分析により特性解析した。重合体は優れた熱安定性と溶解性を示し,130~188°Cの範囲のガラス転移点を有することが判明した。さらに,XPSおよび接触角から,グラフト共重合体表面の疎水性能がPDMS鎖の導入により顕著に増すことが明らかになった。

シソーラス用語： *グラフト共重合体 ,  ポリアリールエーテル ,  *ポリエーテルスルホン ,  アニオン重合 ,  開環重合 ,  *ポリジメチルシロキサン ,  共重縮合 ,  加水分解 ,  側鎖 ,  エーテル化 ,  ヒドロシリル化 ,  高分子間反応 ,  熱安定性 ,  ガラス転移点 ,  疎水性 ,  接触角 ,  X線光電子スペクトル ,  スルホン ,  フェノール類
準シソーラス用語： ポリアリールエーテルスルホン

分類 (1件)： その他の高分子の反応  (CG03040H)

物質索引 (5件)： 4,4′-ジクロロジフェニルスルホン ,  4,4′-ジヒドロキシジフェニルスルホン ,  アリルブロミド ,  ヘキサメチルシクロトリシロキサン ,  4′-メトキシビフェニル-2,5-ジオール

タイトルに関連する用語 (5件)： エーテル ,  スルホン ,  ポリジメチルシロキサン ,  共重合体 ,  キャラクタリゼーション