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J-GLOBAL ID:201002294169132832   整理番号:10A0606334

イチゴの繁殖におけるシクラメンホコリダニ(Phytonemus pallidus)の予防的防除のための捕食性カブリダニの維持

Maintenance of predatory phytoseiid mites for preventive control of strawberry tarsonemid mite Phytonemus pallidus in strawberry plant propagation
著者 (2件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 119-125  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: W0345A  ISSN: 1049-9644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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イチゴ苗の有機栽培においては,シクラメンホコリダニ(Phytonemus pallidus)の効果的防除法が必要である。シクラメンホコリダニの予防のためのツールとして,捕食性ダニの効果を調べるために,温室条件下でダニ無発生のイチゴ苗に対し4種の捕食性ダニを放飼した。シクラメンホコリダニは6週間後に人工的に接種したが,予め放飼したカブリダニ類は,ホコリダニの接種までの間はガマの花粉を摂食した。放飼した捕食性ダニ類と害虫のホコリダニおよびスリップスの個体群動態は,2週間ごとにイチゴの葉,ランナーおよび全植物体をサンプリングして調べた。その結果,捕食性ダニでは,Anthoseius rhenanus,Euseius finlandicusおよびNeoseiulus cucumerisの3種は,ガマの花粉を摂食することで繁殖し植物体上に維持されたが,Neoseiulus barkeriはホコリダニ接種前での繁殖は困難であった。シクラメンホコリダニの人工接種と花粉の摂食終了の後,A.rhenanus,N.cucumerisおよびN.barkeriの3種は,3か月にわたってシクラメンホコリダニの増殖を抑制した。なかでも,A.rhenanusとN.cucumerisは,シクラメンホコリダニに対し最も期待できる予防的捕食者であった。試験の終了時に,N.cucumerisおよびN.barkeriはE.finlandicusおよびA.rhenanusに取って替わり,餌となるダニ類が豊富になった場合,混合個体群を形成した。しかしながら,供試したカブリダニ類はナミハダニ(Tetranychus urticae)の自然的発生を抑制しないことが示された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物的防除  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
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