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J-GLOBAL ID:201002294213894052   整理番号:10A1066754

ChIP-Seqを用いる,結腸癌細胞におけるβカテニン結合領域の同定

Identification of β-catenin binding regions in colon cancer cells using ChIP-Seq
著者 (5件):
資料名:
巻: 38  号: 17  ページ: 5735-5745  発行年: 2010年 
JST資料番号: D0242C  ISSN: 0305-1048  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Wnt/βカテニン経路の脱制御は結腸癌発生と関連し,実際に結腸直腸癌の大部分では大腸腺腫様ポリポーシス(APC)遺伝子における変異が生じている。APC変異細胞はβカテニン転写共活性化因子のレベル上昇をもたらすことが知られている。本論文では,大規模平行配列決定共役のクロマチン免疫沈降法(ChlP-Seq)を用い,ヒト結腸癌細胞HCT116におけるβカテニン結合領域を同定した。その結果,2168個の推定上βカテニン高含有領域を見出した。この領域には中核TCF4,拡張TCF4とAP-1の三種のモチーフ配列が認められた。この中417領域はTCF4とAP-1の両者を含んでいた。TCF4およびAP-1の両モチーフを付随する遺伝子はβカテニン,TCF4およびc-Junをin vivoで結合し,Wntシグナルと血清増殖因子に活性化されることを示した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の腫よう  ,  基礎腫よう学一般  ,  分子遺伝学一般 

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