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J-GLOBAL ID:201002294279145638   整理番号:10A1010278

脳室周囲帯で合成されるオレイン酸は脳発達中の線条体における軸索形成を促進する

Oleic acid synthesized in the periventricular zone promotes axonogenesis in the striatum during brain development
著者 (5件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 1756-1766  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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オレイン酸はニューロンで神経栄養因子として作用するが,合成される脳部位及び標的ニューロンは解明されていない。本研究では,オレイン酸生合成の律速酵素のステアロイル-CoAデサチュラーゼ1(SCD-1)の局在及びオレイン酸合成促進シグナルのアルブミン及び軸索伸長マーカーのGAP-43の時空間存在を新生児ラットの器官培養脳切片を用いて検討した。SCD-1は脳室周囲帯に局在し,前脳における遊離オレイン酸が同時に上昇することが認められた。アルブミン及びGAP-43の存在はSCD-1の存在と一致していた。培養脳切片で,アルブミンは線条体におけるSCD-1をアップレギュレーションし,GAP-43陽性軸索の伸長を刺激した。siRNAによるSCD-1サイレンシングにより,GAP-43に対するアルブミンの作用は消失した。これらの結果から,アルブミンは脳室周囲帯においてSCD-1による合成されるオレイン酸を増大させることにより線条体における軸索形成を促進することが示唆された。
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  酵素一般 
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