抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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まずVR(Virtual Reality)の概念について,感覚器(5感や平衡感覚など)と効果器(口,手足などの身体器官)への情報授受を的確に行えば実現できる可能性という観点から説明し,この技術がディスプレイとセンサ技術に集約されそうであることを説明した。そしてVRの「らしさ特性」の3要素としてpresence,interraction,autonomyを解説した。さらにVRで重要な視覚情報,特に立体画像の作成技術,VRの応用例を紹介した。次にAR(Augment Reality)技術の概念を身近なセカイカメラ(携帯のカメラに映る現実世界に情報を付加するシステム)を引用して説明した。その上で自動車用表示装置(ヘッドアップディスプレイなど)におけるARの特長を筆者らの実験を中心に表示情報の受容,前景と表示像の複雑さ,表示位置認識の正確さの観点で解説した。そして自動車にARを応用することが瞬読性,正確性の上で大きなメリットがあることが示唆されることを言及した。