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J-GLOBAL ID:201002294303331529   整理番号:10A0334379

バイノーラル不整合周波数-位置マップの学習に対する抵抗性 両側人工内耳シミュレーションによる実験

Resistance to learning binaurally mismatched frequency-to-place maps: Implications for bilateral stimulation with cochlear implants
著者 (4件):
資料名:
巻: 127  号:ページ: 1645  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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聴覚正常者によるモノラル人工内耳シミュレーションではスペクトルの上方シフトが音声知覚に与える悪影響は学習により克服できることが示されている。本稿では片側にスペクトルシフトを用いた場合の両側人工内耳シミュレーションを行い,対側に無シフト信号を入れた場合にこのスペクトルシフトに適応できるか否かを調べた。実験では6チャネルの両耳分離インターリーブ処理正弦波キャリアボコーダを用いてバイノーラル不整合の周波数-位置マップを模擬し,奇数チャネルを片側に偶数チャネルをその対側に入力し,奇数チャネルには基底膜上で6mmに相当するスペクトル上方シフト処理を施した。実験1ではバイノーラル不整合プロセッサとスペクトルシフトモノラル信号を用いて5.3時間学習し,実験2では学習時間を10時間とし両耳の条件を実験1の場合と交換した。この実験結果被験者は2つの実験で学習したにもかかわらず3つの無シフト帯域を用いたバイノーラル不整合プロセッサでは了解度試験成績は向上しなかった。このことは被験者は可能性が明確であったにも拘らず不整合マップを活用できないことを示している。従って人工内耳でバイノーラル装置を最適化する場合には周波数-位置マップの位置合わせが極めて重要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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聴覚・音声モデル 

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