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J-GLOBAL ID:201002294386573928   整理番号:10A0830960

水試料中の多環芳香族炭化水素の抽出のためのハロゲン系溶媒を利用する低毒性分散液-液ミクロ抽出

Low toxic dispersive liquid-liquid microextraction using halosolvents for extraction of polycyclic aromatic hydrocarbons in water samples
著者 (4件):
資料名:
巻: 1217  号: 34  ページ: 5455-5461  発行年: 2010年08月20日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水試料中の多環芳香族炭化水素の抽出と定量の方法として,低毒性分散液-液ミクロ抽出とガスクロマトグラフィー(LT-DLLME)-質量分析(GC-MS)を組み合わせて開発した。従来のDLLMEでは,塩素系溶媒が抽出溶媒として汎用されている。しかし,これらの溶媒は,環境にやさしくない。この問題を解決するために,筆者らは,抽出溶媒として低毒性の臭素化溶媒(1-ブロモ-3-メチルブタン,LD506150mg/kg)の利用を提案した。本研究では,5種の塩素系溶媒と13種の臭素系/ヨウ素系溶媒の抽出効率を比べた。その結果,いくつかの臭素系/ヨウ素系溶媒塩素系溶媒が塩素系溶媒よりもすぐれた抽出と大きな低毒性を示すことが示唆された。また,分散溶媒としてのプロピオン酸がわずか50μLで有効であることが見出された。最適条件で,水道水試料の濃縮係数と回収率は,それぞれ372-1308と87-105%であった。検量線の直線性の範囲は広く(0.01-10.00μg/L)であり,検出限界は,ほとんどの検体で0.0003と0.0078μg/Lであった。水道水中のPAHsが0.01μg/Lの場合の相対標準偏差(RSD)は,5.1-10.0%であった。本法の性能を水道水,海水,及び湖水試料の分析で評価した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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抽出  ,  水中の汚染物質の各種分析  ,  芳香族単環ハロゲン化合物 

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