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J-GLOBAL ID：201002294446587141   整理番号：10A0536281

メタンの接触分解によって生成したカーボンナノファイバーの黒鉛化:固有のNiとSiの相乗効果

The graphitization of carbon nanofibers produced by catalytic decomposition of methane: Synergetic effect of the inherent Ni and Si

著者 (6件)： GARCIA Ana B. (Instituto Nacional del Carbon, CSIC, Francisco Pintado Fe 26, 33011 Oviedo, ESP) ,  CAMEAN Ignacio (Instituto Nacional del Carbon, CSIC, Francisco Pintado Fe 26, 33011 Oviedo, ESP) ,  PINILLA Jose L. (Instituto de Carboquimica, CSIC, Miguel Luesma Castan 4, 50018-Zaragoza, ESP) ,  SUELVES Isabel (Instituto de Carboquimica, CSIC, Miguel Luesma Castan 4, 50018-Zaragoza, ESP) ,  LAZARO Maria J. (Instituto de Carboquimica, CSIC, Miguel Luesma Castan 4, 50018-Zaragoza, ESP) ,  MOLINER Rafael (Instituto de Carboquimica, CSIC, Miguel Luesma Castan 4, 50018-Zaragoza, ESP)
資料名： Fuel  (Fuel)
巻： 89  号： 8  ページ： 2160-2162  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： C0023A  ISSN： 0016-2361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メタンの接触分解によって生成したカーボンナノファイバーの黒鉛化に及ぼす固有のNiとSiの触媒効果を論じた。Ni₂SiとSiCの生成を通じてカーボンナノファイバーの黒鉛化における共触媒として固有のNiとSi金属の関与が推察された。この触媒効果の優位性を取込んで,いくつかの工業的用途に使用されている石油由来グラファイトに匹敵する構造特性を示すグラファイト材料をカーボンナノファイバーから調製した。グラファイトへさらに分解するSiCとは異なり,Ni₂Siの役割は不明確のままであった。使用したCNFs熱処理温度において,Ni₂Siは液体状態にあり,カーボンが溶解でき,SiCが凝離によって生成できる過飽和溶液を形成した。これらはカーボンナノファイバーの触媒黒鉛化における中間段階であった。この問題を明らかにするためのさらなる研究を実施中である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *接触分解 ,  *炭素繊維 ,  *黒鉛化 ,  ニッケル触媒 ,  ケイ素 ,  相乗作用 ,  流動層反応器 ,  ケイ化物 ,  ニッケル化合物 ,  炭化ケイ素 ,  銅触媒 ,  担持触媒 ,  X線回折 ,  熱処理 ,  過飽和 ,  アルカン ,  二酸化ケイ素 ,  *カーボンナノファイバ
準シソーラス用語： シリカ

分類 (3件)： ガス化,ガス化プラント  (YE02040Q) ,  触媒操作  (XE01050T) ,  その他の紡糸・製糸  (YM03050G)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (8件)： メタン ,  接触分解 ,  カーボンナノファイバー ,  黒鉛化 ,  固有 ,  Ni ,  Si ,  相乗効果