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J-GLOBAL ID:201002294474120763   整理番号:10A0054230

DNA濃縮器中のλDNA分子に対するDEP,EP,およびAC-EOF効果の個別評価

Individual evaluation of DEP, EP and AC-EOF effects on λDNA molecules in a DNA concentrator
著者 (9件):
資料名:
巻: 143  号:ページ: 769-775  発行年: 2010年01月07日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミクロフルイディクスシステム内の細胞,DNAs,または蛋白質の極微量を濃縮し検出するバイオ濃縮器を提出した。濃縮過程を実験的に研究し,濃縮が多重界面動電現象によりもたらされるとして検討した。今回はDNA濃縮器における個々の界面動電現象を研究し,ミクロバイオ濃縮器の設計指針を提出した。3つの優勢な界面動電現象:誘電泳動(DEP),電気泳動(EP),およびAC電気浸透流(AC-EOF)を実験的および理論的に評価した。DNAのDEPによる移動度を均一電場勾配を発生する四重極電極を用いて別個に研究し,単一DNA分子に作用するDEPの力が10-13N程度と評価できた。理論モデルを用いたDEPの力は10-12N程度で実験結果に近く計算された。DNA分子の塩基対あたりの平均電荷から評価したEPの力は10-9N程度である。これら2つの力と比較してAC-EOFは流速100~200μm/sを発生し,全体として濃縮器全体でのDNA分子の操作において優位にある。しかし,分子分布の三次元観察によるとEPの力がDNA分子を電極中心に保持する重要な役割を持つ。この結果は生体分子濃縮器はAC-EOFとEPを用いて設計すべきであるとする提案を支持するばかりでなく,DEPとEPの力およびAC-EOFの速度を近似的に評価し,所定の実験条件で用いる濃縮器の設計を可能にする。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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分析機器  ,  生物物理的研究法  ,  固-液界面 

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