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J-GLOBAL ID：201002294479049927   整理番号：10A0844645

ab initioシミュレーションによる高圧水素における液体-液体一次転移の証拠

Evidence for a first-order liquid-liquid transition in high-pressure hydrogen from ab initio simulations

著者 (6件)： MORALES Miguel A. (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, IL) ,  PIERLEONI Carlo (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, IL) ,  PIERLEONI Carlo (Univ. L’Aquila, L’Aquila, ITA) ,  SCHWEGLER Eric (Lawrence Livermore National Lab., CA) ,  CEPERLEY D. M. (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, IL) ,  CEPERLEY D. M. (National Center of Supercomputing Applications, IL)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 29  ページ： 12799-12803  発行年： 2010年07月20日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 液体水素の液体-液体転移を,密度関数理論あるいは量子モンテカルロ法を用いて電気伝導度の圧力および温度依存性を計算することにより調べた。その結果,温度と圧力に依存する電気伝導度の不連続が生じることを見いだした。この転移は,低電気伝導度の分子状態と高電気伝導度の原子状態間で,一次転移が起こっていることを明白に示すものである。量子シミュレーション計算から,転移の臨界点は120GPaで約2000Kであることを示した。さらに,分子水素の融解曲線を200GPaの圧力まで計算したところ,リエントラント融解線を見いだした。密度関数法および量子モンテカルロ法より見積もった融解線と金属化線とが交差する点は,それぞれ,(700K,220GPa)と(550K,290GPa)である。

シソーラス用語： ab initio法 ,  シミュレーション ,  *水素 ,  *高圧 ,  *第一種相転移 ,  理論 ,  量子モンテカルロ法 ,  電気伝導率 ,  温度依存性 ,  臨界点 ,  状態図 ,  リエントラント転移
準シソーラス用語： *一次転移 ,  密度関数理論 ,  電気伝導度 ,  融解曲線

分類 (2件)： 非晶質金属の構造  (BK04020D) ,  相転移・臨界現象一般  (BL04010V)

タイトルに関連する用語 (4件)： シミュレーション ,  高圧水素 ,  一次転移 ,  証拠