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J-GLOBAL ID：201002294638024680   整理番号：10A0798235

ディジタルホログラフィー顕微鏡法による生細胞の撮像への部分コヒーレント光の応用

Application of partially coherent light in live cell imaging with digital holographic microscopy

著者 (3件)： LANGEHANENBERG Patrik (Univ. Muenster, Muenster, DEU) ,  VON BALLY Gert (Univ. Muenster, Muenster, DEU) ,  KEMPER Bjoern (Univ. Muenster, Muenster, DEU)
資料名： Journal of Modern Optics  (Journal of Modern Optics)
巻： 57  号： 9  ページ： 709-717  発行年： 2010年05月20日 
JST資料番号： D0250A  ISSN： 0950-0340  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ディジタルホログラフィー顕微鏡法(DHM)は生細胞の定量的三次元撮像に有用であるが,レーザを光源にすると,コヒーレント雑音および光学系の寄生反射による擾乱が欠点になる。これらの欠点を克服するために,部分コヒーレント光(PCL)を用いたときの効果を実験で検証した。まず異なるPCL(各種のスーパールミネセントダイオード)がホログラム形成に及ぼす影響および空間位相シフトDHMにおける光路差変化の検出の横分解能と精度を特性評価し,レーザ光源の場合と比較した。その結果,PCLはDHMの位相雑音と寄生干渉の低減に利用可能であり,生細胞の撮像に応用できることが分かった。次に試料層の異なる界面からの反射光を選択できる入射光配置を用いて,PCLによる生細胞の定量的DHM解析の可能性を調べ,頂部からの透過による試料照明が不可能なときのDHMが可能になることを明らかにした。

シソーラス用語： *光学顕微鏡法 ,  *光学顕微鏡 ,  *ホログラフィー ,  *細胞 ,  画像処理 ,  *部分コヒーレント光 ,  照明 ,  立体画像 ,  撮像 ,  定量的分析 ,  発光ダイオード ,  ホログラム記録 ,  位相シフト ,  光検出 ,  空間分解能 ,  横方向 ,  測定精度 ,  位相雑音 ,  光干渉 ,  雑音低減
準シソーラス用語： スーパールミネセントダイオード ,  ディジタルホログラフィー ,  *ホログラフィー顕微鏡 ,  光路差 ,  *生細胞

分類 (3件)： 光学的測定とその装置一般  (BD07010S) ,  ホログラフィーの応用  (BD03074U) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

タイトルに関連する用語 (6件)： ディジタルホログラフィー ,  顕微鏡法 ,  生細胞 ,  撮像 ,  部分コヒーレント光 ,  応用