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J-GLOBAL ID:201002294780208771   整理番号:10A1531132

マイクロバブル技術を用いる反応晶析による炭酸カルシウムの多形制御

Polymorph control of calcium carbonate by reactive crystallization using microbubble technique
著者 (3件):
資料名:
巻: 88  号: 12  ページ: 1624-1630  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: E0282A  ISSN: 0263-8762  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,私たちが,結晶核生成が進行する新しい反応場としてCO2/NH3マイクロバブルのまわりの微細な気液界面を用いた。また炭酸カルシウム(CaCO3)の多形を制御するために結晶化技術を開発した。CO2/NH3マイクロバブルの気液界面のまわりの領域では,Ca2+およびCO32-イオン濃度は,気泡表面上の電荷の特性に対して,および気泡径の最小化によって引き起こされた単位気泡に基づいたCO2濃度の減少,およびCO2とNH3を混合することにより引き起こされたバルク液体中の気液界面の局所的な水素イオン濃度と総括的な水素イオン濃度の間の水素イオン濃度差に対して調節することができた;従って,CaCO3の多形体変化を生じると予想した。CaCO3は,自立バブルジェネレータを用いて,Ca(NO3)2水溶液にCO2/NH3/N2気泡が連続的に供給された,半回分式反応によって298Kで結晶化した。結晶化中の溶液水素イオン濃度をHNO3およびNH4OH溶液を加えることにより6.9-12.0の一定水準で維持した。平均気泡径(dbbl)をN2流量の制御により40-1000μmの範囲の中で変化した。また,CO2/NH3(αCO2/NH3)の分子比は一定のCO2流量での0.20-1.00の特定値でのセットされた。次の結果を溶液水素イオン濃度,dbblおよびαCO2/NH3)を変化させることにより得た;40μmのdbblおよび0.20のαCO2/NH3の一定でのdbblでは,バテライトと方解石は9.0未満の溶液pHで,および11.0以上の溶液pHでそれぞれ,主製品であった;一方霰石は9.7-10.5の溶液pH範囲で主に結晶化した。9.7の一定溶液pHでは,霰石の結晶化を,αCO2/NH3およびdbbjにおける減少で著しく加速した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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晶析 
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