抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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西武鉄道では変電所に設置されているキュービクル形ガス絶縁開閉装置(C-GIS)の簡易測定器を考案した。従来は機器本体の制御回路用コネクタを抜いて盤内回路と機器本体とを分離した後,機器側のコネクタピンにて直接,絶縁抵抗と接点抵抗を測定していた。脚立を使用するため作業姿勢が悪く,コネクタピンを破損する恐れがあり,コネクタピンの間隔が狭く測定ミスを起こしやすかった。これを踏まえて簡易測定器の仕様を以下の通りとした。1)測定ミス防止のため簡易測定器のパネル表面に軍用端子を取付けて測定端子を設けた,2)地上で作業できるように,長さ3mの簡易測定器と機器側コネクタピンとの接続電線を作成した,3)図面との照合を不要にするため,シーケンス図をシートに収めパネル上にのせる「測定シート」を作製した。この測定器の考案により作業性が格段に向上し,測定ミスの防止を図ることができた。