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J-GLOBAL ID:201002294905343609   整理番号:10A0450139

ピリジン置換したポリカルボジイミドの合成および化学試薬用固体担体としてのその利用

Synthesis of a pyridine substituted polycarbodiimide and its use as a solid support for chemical reagents
著者 (2件):
資料名:
巻: 51  号: 10  ページ: 2140-2146  発行年: 2010年05月04日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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[(R)-2,2′-ビナフトキシ](ジ-イソプロポキシ)チタン(IV)触媒を使用してピリジンペンダント基を有する光学活性なポリカルボジイミド類 3(a,bおよびc) を合成した。1Hおよび13C NMR,ならびにIRによるこれらの重合体のキャラクタリゼーションも行った。これらの重合体は熱に対して安定(TGAによると162°Cまで)なため,加熱が必要な側鎖の化学変換を分解を伴うことなく実施できた。カルボジイミド単量体の他のペンダント基を精密に調製できることも利点に含まれる。そのため,共重合したり,重合後のさらなる修飾を受けることなく重合体の性質を最適化することが可能であった。重合体 3(aおよびb) にボラン(BH3)を配位させることにより,それぞれ機能性重合体 4(aおよびb) を調製した。2368cm-1の強いIR吸収ピークはBH3が配位していることを支持する。熱重量分析の結果,ボランの97~99%がピリジンユニットとの錯体を生成していることが分かった。また,重合体 4a の熱安定性が194°Cまで向上したのはBH3が螺旋状のポリカルボジイミド 3a のピリジンペンダント基に組込まれたことによる。重合体 4(aおよびb) は担持試薬として使用することができ,それを用いてカルボニル化合物 5(a~e) を中程度の収率ないし優秀な収率(60~100%)で還元することに成功した。この結果は,本重合体が効率のよい,非揮発性の,安定かつ穏和な担持還元剤であることを示す。還元反応が完了したのち,この重合体担体は定量的にリサイクルすることができた。これは環境にやさしい固体触媒担体に要求されることである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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単独重合  ,  芳香族単環ケトン 
物質索引 (16件):
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