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J-GLOBAL ID:201002294927412558   整理番号:10A1151738

ウイルス癌蛋白質TaxはMDC1クロマチン連結DNA損傷応答因子を隔離する

The Viral Oncoprotein Tax Sequesters DNA Damage Response Factors by Tethering MDC1 to Chromatin
著者 (5件):
資料名:
巻: 285  号: 43  ページ: 32897-32905  発行年: 2010年10月22日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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HTLV1の白血病発症におけるTaxの宿主細胞内挙動を293T細胞でのsiRNA,免疫蛍光などにより調べた。TaxはDNA損傷チェックポイントメディエータMDC1と類似の機構によりクロマチンに連結し,Tax斑紋構造(TSS)を形成し,核フォーカスと重複することを明らかにした。TSSフォーカスとIRIF(電離放射線誘発フォーカス)は共存せず,MDC1のクロマチンへの補充は2つの部位で競合的であった。TaxのN末端領域はフォーカス局在に十分であり,C末端1/2がMDC1の結合と追加の応答因子補充に重要であった。TaxによるTSSフォーカス形成はDNA損傷誘発Nbs1含有フォーカス形成の抑制により通常のDDRを低下し,DDR因子の隔離はDNA修復を抑制した。ウイルスの宿主細胞内生存を確実にするためのDDRの細胞制御におけるTaxに対する新規競合モデルを提示した。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ウイルス感染の生理と病原性  ,  発癌機序・因子 

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