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J-GLOBAL ID：201002294930576766   整理番号：10A0286947

周波数領域相間:二次尤度比検出器の漸近的最適近似法

Frequency-Domain Correlation: An Asymptotically Optimum Approximation of Quadratic Likelihood Ratio Detectors

著者 (3件)： ZHANG Wenyi (Qualcomm Inc., CA, USA) ,  POOR H.Vincent (Princeton Univ., NJ, USA) ,  QUAN Zhi (Univ. California, CA, USA)
資料名： IEEE Transactions on Signal Processing  (IEEE Transactions on Signal Processing)
巻： 58  号： 3,Pt.1  ページ： 969-979  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： C0228A  ISSN： 1053-587X  CODEN： ITPRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 周波数領域での相間による検出法は,多くの確率的信号はそのパワースペクトルで特徴付けられるため,自然な考え方である。この論文では,白色Gauss雑音を含む定常的Gauss確率信号の検出に,最適二次形式検出器の近似式を提案し,その漸近的性能の解析を行った。スカラー過程に対しては,この近似検出器は観測のぺリオドグラムと適切に選択したスペクトルマスク間の相間として実現でき,周波数領域相間検出器になる。Toeplitz行列の漸近的特性を介して,観測の長さ間隔が制限なく成長するにつれ,周波数領域相間検出器と最適二次形式検出器は同等の漸近的性能を達成し,Neyman-Pearson基準下での損失確率の減衰率で特徴付けられた。この周波数領域相間検出器はベクトル値の定常Gauss確率信号の検出にも拡張でき,その性能の漸近最適化をブロックHermit-Toeplitz行列の漸近特性を通じて確立した。

シソーラス用語： Gauss雑音 ,  *信号検出 ,  検出器 ,  *周波数領域 ,  *漸近挙動 ,  Toeplitz行列 ,  二次形式 ,  最適化 ,  *性能分析 ,  白色雑音 ,  *近似法 ,  パワースペクトル
準シソーラス用語： *相関性 ,  ペリオドグラム ,  尤度比

分類 (2件)： 信号理論  (ND02020G) ,  数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 周波数領域 ,  尤度比 ,  検出器 ,  近似法