抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本報では日々進歩するエンジン開発での新たな解析技術として,有限要素法による機構動的応力解析ソフトPAM-MEDYSAでの解析事例について紹介し解説した。主な内容項目を次に示した。1)概要:内燃機関自動車,電気自動車(EV),ハイブリッド車(HV),燃料電池自動車(FCV)の技術開発推移と課題,CO
2低減技術など,2)PAM-MEDYSAとは:「動くものは,動くままに解く」をコンセプトに開発された動的有限要素法による機構応力解析ソフト,本解析ソフトの利点(作成不要な剛性マトリックス,少なくできるコンピュータの記憶容量,接触問題や材料非線形などの非線形問題に対するアルゴリズムの簡明化,計算安定性など),自動車用CVTの開発での有用化など,3)エンジン機構動的応力解析への適用:エンジン機構解析事例(日産V8直噴エンジンでのエンジン吸気バルブの作動角とリフト量を連続的に可変制御するVVELシステムでの信頼性・耐久性解析),PAM-MEDYSA導入以前の問題点(設計効率化),VVEL解析事例(基本構成,PAM-MEDYSAによるFEM解析例,各部応力分布の時刻歴での可視化,LINK-Bでのバルブ作動タイミングと応力の発生状況など)。