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J-GLOBAL ID：201002294952953466   整理番号：10A0380206

InPhase: 日常の偶然の一致に着目したコミュニケーションシステムの提案

InPhase: The Communication System Focused on Synchronizing Daily Behaviors

著者 (3件)： 辻田眸 (お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科) ,  塚田浩二 (お茶の水女子大学アカデミックプロダクション) ,  椎尾一郎 (お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科)
資料名： コンピュータソフトウェア  (Computer Software)
巻： 27  号： 1  ページ： 1.18-1.28 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： Y0628A  ISSN： 0289-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 距離を隔てて暮らす人たちに,相手の存在感や振る舞いなどのアウェアネスを伝えることで,従来の電話やメールを補完もしくは置き換えようとする新しいコミュニケーションシステムが多数提案されている.本研究では,日常生活における行動の偶然の一致が,話題のきっかけ,親近感,連帯感などをもたらすことに着目し,遠隔地にいる人々の行動が偶然一致したことを伝達する,新しいコミュニケーションシステムを提案する.また,ドアの開閉,ソファーへの着席,テレビの視聴などを検出して一致を伝達するシステムを試作し,研究室間での評価実験を行った.さらに2家族間での遠隔実験の結果を示し,今後の展望を述べる.(著者抄録)

シソーラス用語： *通信方式 ,  *人間関係 ,  心理効果 ,  通信 ,  自然発生 ,  感覚 ,  双方向通信 ,  日常生活動作 ,  コンティンジェンシー
準シソーラス用語： *コミュニケーションシステム ,  ツーウェーコミュニケーション ,  *遠隔コミュニケーション ,  親近感 ,  対人関係 ,  偶然性

分類 (2件)： 計算機システム開発  (JD02010R) ,  その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (10件)：

• KUZUOKA, H. Mediating awareness and communication through digital but physical surrogates. CHI '99 : CHI '99 extended abstracts on Human factors in computing systems, New York, NY, USA. 1999, 11-12
• 沖真帆. イルゴール : 家庭を奏でるオルゴール. インタラクション2008論文集. 2008, 177-178
• ROWAN, J. Digital Family Portrait Field Trial : Support for Aging in Place. CHI '05 : Proceedings of the SIGCHI conference on Human factors in computing systems, New York, NY, USA. 2005, 521-530
• SIIO, I. Digital Decor : Augmented Everyday Things. Graphics Interface 2003. 2003, 159-166
• SOLOMON, A. Forming impressions of personality. The Journal of abnormal psychology and social psychology. 1946, 41, 3, 258-290

タイトルに関連する用語 (3件)： 着目 ,  コミュニケーション ,  提案