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J-GLOBAL ID：201002294976453480   整理番号：10A0191847

Azotobacter vinelandii由来のニトロゲナーゼ転写活性化因子VnfAセンサリードメインにおけるFeSクラスターの役割

The role of the Fe-S cluster in the sensory domain of nitrogenase transcriptional activator VnfA from Azotobacter vinelandii

著者 (7件)： NAKAJIMA Hiroshi (Nagoya Univ., JPN) ,  TAKATANI Nobuyuki (Nagoya Univ., JPN) ,  YOSHIMITSU Kyohei (Nagoya Univ., JPN) ,  ITOH Mitsuko (Nagoya Univ., JPN) ,  AONO Shigetoshi (Okazaki Inst. for Integrative Biosciences, JPN) ,  TAKAHASHI Yasuhiro (Saitama Univ., JPN) ,  WATANABE Yoshihito (Nagoya Univ., JPN)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 277  号： 3  ページ： 817-832  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Azotobacter vinelandiiの転写活性化因子VnfAをStrep-タグとタグ無し型蛋白質として大腸菌で産生し,精製した完全長VnfAの特性を詳細に調査した。in vivoおよびin vitroでの組換え型VnfAの分光・生化学的分析は,VnfA機能が補欠分子族として鉄硫黄(FeS)クラスター[Fe₃S₄]⁺を必要とすることを示した。また,VnfAがFeSクラスターの存在・非存在下で四量体を形成することを示唆した。FeSクラスターと再構成されたVnfAは,四量体につき4つの3Fe-4Sのクラスターを含有していた。in vivoでのβ-Galアッセイは,N末端システイン残基によりセンサーであるGAFドメインに固定されたFeSクラスターが,標的のニトロゲナーゼ遺伝子の転写を行うためにVnfAに必須であることを示した。さらにFeSクラスターには環境因子も作用し,NifAL系とは異なりO₂はVnfAの転写活性に作用を示さないが,活性酸素種はFeSクラスター分解を引き起こし,機能的なVnfAを不活性化することを見出した。

シソーラス用語： Azotobacter vinelandii ,  *窒素固定 ,  クラスタ分子 ,  *ニトロゲナーゼ【EC1.18.6.1】 ,  *転写因子 ,  補欠分子団 ,  オリゴマ化 ,  四量体 ,  活性酸素 ,  転写【遺伝】 ,  オペロン
準シソーラス用語： *VnfA ,  鉄-硫黄クラスタ ,  *転写活性化因子

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  土壌生物  (FB04050N)

タイトルに関連する用語 (6件)： Azotobacter ,  転写活性化因子 ,  ドメイン ,  FES ,  クラスター ,  役割