文献
J-GLOBAL ID:201002295044371394   整理番号:10A0606645

中国の揚子江デルタ地域にわたる地表測定に基づいたエアロゾル光学的深さ

Aerosol optical properties based on ground measurements over the Chinese Yangtze Delta Region
著者 (9件):
資料名:
巻: 44  号: 21-22  ページ: 2587-2596  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
中国の揚子江デルタ地域に位置する5箇所のサイトで,2007年から2008年にかけてCimel分光放射計を用いて測定したエアロゾル光学的深さ(AOD)及びオングストローム指数を解析し,比較した。Lin’anとZFUの間の同時測定結果から,全波長にわたってAODについての極めて高い整合性が示された。440nmにおけるAODの平均値はPudong,Taihu及びLin’anにおいてそれぞれおよそ0.74±0.43,0.85±0.46,及び0.89±0.46であった。オングストローム指数の平均値はそれぞれ約1.27±0.30,1.20±0.28,及び1.32±0.35であった。PudongにおけるAODの月平均値の変動は単峰性の分布をしており,7月に最大,1月に最小値を示した。しかしながら,Taihu及びLin’anにおけるAODの月平均値は二峰性の分布を示した。同時測定の結果から,PudongにおけるAODの値はDongtanにおける値と比較して,波長1020nm~440nmの範囲で0.03~0.08だけ大きかった。Pudong,Taihu及びLin’anにおける同時観測から,これらの3サイトでは440nmにおkえるAODの値はそれぞれ約0.68,0.73及び0.78と高い値を示した。MODISからのデータと地上測定AODデータの間にはPudong,Taihu,Lin’an及びDongtanにおいてR2が0.68から0.79と高い相関を示した。Pudongにおけるエアロゾルの光学物性と風の測定の解析の結果から,東風の風速は低いAODの観測値と相関することが示された。後方流跡線解析から,Pudongにおいては50%を越える気団が海洋性からのものであり,一方でLin’anでは後方流跡線分布は比較的均一であることが示された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
放射,大気光学  ,  対流圏・成層圏の地球化学  ,  気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る