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J-GLOBAL ID：201002295099144524   整理番号：10A0103166

TCR及びLatはT細胞膜上の別々の蛋白質アイランドに発現し活性化するときに連鎖する

TCR and Lat are expressed on separate protein islands on T cell membranes and concatenate during activation

著者 (6件)： LILLEMEIER Bjoern F (Stanford Univ. School of Medicine, California, USA) ,  MOERTELMAIER Manuel A (Stanford Univ. School of Medicine, California, USA) ,  FORSTNER Martin B (Univ. California Berkeley, California, USA) ,  HUPPA Johannes B (Stanford Univ. School of Medicine, California, USA) ,  GROVES Jay T (Univ. California Berkeley, California, USA) ,  DAVIS Mark M (Stanford Univ. School of Medicine, California, USA)
資料名： Nature Immunology  (Nature Immunology)
巻： 11  号： 1  ページ： 90-96  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： W1330A  ISSN： 1529-2908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： T細胞膜におけるTCRとLatの時空間的動態について検討した。高速光活性化位置確認顕微鏡法,蛍光相互相関分光法,透過型電子顕微鏡法を用いた。休止型T細胞の細胞膜ではTCRとLatは別個のドメイン(蛋白質アイランド)に局在した。TCRとLatを含む蛋白質アイランドは抗原の認識後に速やかに連鎖してマイクロクラスターを形成した。マイクロクラスターはT細胞-抗原提示細胞相互作用部位の中心に向かって移動した。マイクロクラスターがシナプスの中心に達する直前にコンカテマーは分離し,一部の蛋白質アイランドが移動を続け中心超分子クラスター(cSMAC)を形成し,残りのアイランドは周囲に残った。受容体とその受容体下流のシグナル伝達成分を別々の膜ドメインに分割し,次にそれらの膜ドメインを一緒に架橋することは細胞活性化を制御する一般的なメカニズムである可能性がある。

シソーラス用語： *T細胞受容体 ,  *アダプタータンパク質 ,  リンパ球活性化 ,  蛍光分光法 ,  透過型電子顕微鏡 ,  顕微鏡 ,  抗原提示細胞 ,  細胞結合 ,  タンパク質複合体 ,  マウス ,  細胞内分布 ,  T細胞 ,  *LAT ,  免疫シナプス ,  細胞生理学的現象 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： Tリンパ球 ,  高速光活性化位置確認顕微鏡 ,  蛍光相互相関分光法

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (8件)： TCR ,  LAT ,  細胞膜 ,  蛋白質 ,  アイランド ,  発現 ,  活性化 ,  連鎖