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J-GLOBAL ID:201002295115583290   整理番号:10A0368250

澱粉-カオリナイト相互作用へのpHとイオン強度の効果

The effect of pH and ionic strength on starch-kaolinite interactions
著者 (2件):
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巻: 94  号: 3-4  ページ: 111-114  発行年: 2010年04月28日 
JST資料番号: H0359B  ISSN: 0301-7516  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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選択凝集とフロス浮選プロセスにおいて鉄鉱石からカオリナイトの除去を成功させるには,澱粉-カオリナイト相互作用が最も重要である。本研究では,吸着と濁度の測定を通じて,カオリナイトの表面における澱粉の吸着挙動と澱粉でコーティングされたカオリナイト粒子の凝集/分散を調べた。カオリナイトの澱粉吸着はpHに依存し,pHが7から10.5に増加するとともに澱粉吸着が減少することがわかった。pH10.5では,イオン強度の増加がカオリナイト上の澱粉の吸着密度をかなり高める。低いpHと高いイオン強度における澱粉吸着の促進は,pHとイオン強度が変化するとともに,陰電荷カオリナイト粒子と陰イオン澱粉分子の間の静電反発力が減少する結果と考えられた。カオリナイト粒子の立体構造の安定性は,カオリナイト表面における澱粉の吸着挙動に依存することが見出された。澱粉の存在のもとでは,澱粉のカオリナイトに対する親和性は非常に低いので,カオリナイト粒子の架橋凝集はpH10.5の蒸留水中ではかなり少なくなる。しかしながら,低いpHあるいは電解質の存在下で澱粉がカオリナイト表面により高い親和性を示す時,澱粉は,低澱粉用量における鉱物粒子の架橋凝集を通じて,さらには高い澱粉用量においてカオリナイトの立体安定性を誘起することによって,カオリナイト粒子の凝集に重要な役割を果たし始める。イオン強度が0.00001M NaClに減少するとき,澱粉-カオリナイト相互作用へのイオン強度の効果は全く観察されなかった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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浮遊選鉱 
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