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J-GLOBAL ID：201002295130789830   整理番号：10A0233703

水平力を受ける鋼1層ラーメンの梁横座屈発生後挙動に関する基礎的考察

PRIMARY STUDIES ON POST-LATERAL BUCKLING BEHAVIOR OF STEEL RIGID FRAME SUBJECTED TO HORIZONTAL FORCE

著者 (3件)： 金尾伊織 (京都工繊大 大学院工芸科学研究科) ,  森迫清貴 (京都工繊大 大学院工芸科学研究科) ,  村本真 (高知工高専)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 649  ページ： 643-649  発行年： 2010年03月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論の目的は梁の横座屈後挙動と水平力を受ける骨組における梁の横座屈発生後の挙動の違いを把握することである。このため,梁単体および1層多スパンの剛接骨組を対象に,梁ー柱有限要素法を用いた数値解析を行いその結果について基礎的な考察を行った特に,梁断面,スパン数,荷重条件が梁や骨組の挙動に与える影響について例題を通じて検討した。用いた解析プログラムは増分摂動法を導入した一軸材料線要素からなる梁ー柱有限要素法による立体骨組解析プログラムである。研究の結果は以下のようにまとめられる。1)単純支持された梁単体では横座屈発生直後に耐力が低下した。2)梁単体では,横座屈発生直後に耐力が低下したが,骨組内の梁に横座屈が発生した場合,両端の柱の拘束効果により,横座屈変形は顕著に進展しない。3)骨組内の梁において横座屈発生後,梁端モーメントは低下し始めるが,急激な低下は示さない。

シソーラス用語： 横倒れ座屈 ,  *座屈後挙動 ,  骨組 ,  水平抵抗 ,  *梁 ,  鋼構造 ,  接合 ,  有限要素法 ,  数値解析 ,  摂動法 ,  降伏強さ ,  効果 ,  力 ,  *ラーメン【骨組】
準シソーラス用語： *横座屈 ,  拘束効果 ,  鋼梁 ,  剛接合 ,  水平耐力 ,  *水平力 ,  耐力 ,  不安定

分類 (1件)： 構造力学一般  (HD01000X)

タイトルに関連する用語 (8件)： 水平力 ,  鋼 ,  1層 ,  ラーメン ,  梁 ,  横座屈 ,  挙動 ,  基礎