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J-GLOBAL ID：201002295385467772   整理番号：10A0537013

線虫類Caenorhabditis elegansモデルでの寿命に対するTAT抱合白金ナノ粒子の影響

The effect of TAT conjugated platinum nanoparticles on lifespan in a nematode Caenorhabditis elegans model

著者 (3件)： KIM Juewon (Dep. of Integrated Biosciences, Univ. of Tokyo, 5-1-5 Kashiwanoha, Kashiwa, Chiba 277-8562, JPN) ,  SHIRASAWA Takuji (Dep. of Aging Control, Graduate School of Medicine, Juntendo Univ., 3-3-10-201 Hongo, Bunkyo-gu, Tokyo 113-0033, JPN) ,  MIYAMOTO Yusei (Dep. of Integrated Biosciences, Univ. of Tokyo, 5-1-5 Kashiwanoha, Kashiwa, Chiba 277-8562, JPN)
資料名： Biomaterials  (Biomaterials)
巻： 31  号： 22  ページ： 5849-5854  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： C0964B  ISSN： 0142-9612  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 白金ナノ粒子種(ナノPt)はスーパーオキシドおよび過酸化水素を除去するスーパーオキシドジスムターゼ/カタラーゼ模倣物であることが明らかになっている。Caenorhabditis elegansではナノPtは寿命の延長や過剰の酸化ストレスに対して強い抵抗性を誘導する効果的な抗酸化剤として機能する。C.elegansでの本研究は生物活性物質としてのナノPtの使用の最初の試みだった。しかし,おそらく限定的な膜透過性のため,高濃度のナノPtがこれらの生存効果に必要だった。ここでは,白金に高親和性のペプチドと結合したHIV-1 TAT融合蛋白質C末端とナノPtの抱合がインターナリゼーションを改善し,非抱合ナノPtの100分の1の濃度で類似レベルの抗酸化効果を誘導することを明らかにした。本アプローチは生物への生物活性ナノ粒子の移動を促進するための可能性としての手法であり,生物での抗酸化剤の効果の推定のためのモデルアッセイとなりうる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 医用素材 ,  寿命 ,  *白金 ,  *ナノ粒子 ,  表面処理 ,  表面改質 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  *酸化防止剤 ,  ウイルスタンパク質 ,  HIV1 ,  融合タンパク質 ,  金属表面処理 ,  C.エレガンス ,  tat遺伝子産物 ,  微生物 ,  動物ウイルス ,  桿線虫類 ,  無脊椎動物
準シソーラス用語： Caenorhabditis elegans ,  Tat蛋白質

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 線虫類 ,  モデル ,  寿命 ,  TAT ,  抱合 ,  白金ナノ粒子