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J-GLOBAL ID:201002295557713886   整理番号:10A0231746

田畑輪作のイチゴ苗におけるVerticillium dahliaeの防除

Control of Verticillium dahliae at a strawberry nursery by paddy-upland rotation
著者 (3件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 7-20  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: L3961A  ISSN: 1345-2630  CODEN: NSBGAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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田畑転換圃での水稲とイチゴ苗との輪作がイチゴの萎凋病防除へ及ぼす影響を調べた。土壌中の萎凋病の病原菌Verticillium dahliaeの検出には,指標植物のナスを用いた。その結果,乾燥土1g当たりに1ミクロ菌核の存在を検出することができた。2000~2003年に千葉および北海道の圃場において調べた結果では,V.dahliaeは10か所の畑地のうち9か所から検出されたが,21か所の畑地-水田転換圃においてはいずれも検出されなかった。北海道において,2000~2007年に畑地および畑-水田転換圃にイチゴの母本を植え付け,両圃場のイチゴ苗におけるV.dahliae感染率を調べた。その結果,72の水田-畑転換圃場ではイチゴの萎凋病の発生は観察されなかったが,畑地では植え付けたイチゴ苗の13.2~73.9%において,V.dahliaeの感染が観察された。温室内のポット試験において,湛水処理または水稲栽培を行った各々2つのポットでは,ナスに萎凋症状が発生しなかった。圃場試験では,千葉の1水田および北海道の2水田において,水稲後のナスに萎凋病症状は発生しなかった。千葉の萎凋病発生圃場において,水稲栽培を1回行った後ではイチゴの萎凋病が完全に抑制された。これらの圃場では,V.dahliaeのミクロ菌核数は水稲栽培のための湛水によって低減した。ミクロ菌核の減少に基づいて,北海道において,水稲栽培3年(3回栽培),緑肥栽培1年,イチゴ苗栽培1年からなる作物の輪作体系を設計した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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菌類による植物病害  ,  野菜 
タイトルに関連する用語 (5件):
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