文献

J-GLOBAL ID：201002295573091836   整理番号：10A0019008

デザイン思考とxtelプラットフォームを統合的に活用する「Smart Kitchen Utensil」の開発-panaviシステムの着想から製作・展示までの開発過程-

Designing “Smart Kitchen Utensil” by Synthesizing Design Thinking and “xtel” Platform-Development Process of “panavi” System from Ideation to Production and Exhibition-

著者 (7件)： 瓜生大輔 (慶応大 大学院メディアデザイン研究科) ,  生井みづき (慶応大 大学院メディアデザイン研究科) ,  徳久悟 (慶応大 大学院メディアデザイン研究科) ,  柏樹良 (慶応大 大学院メディアデザイン研究科) ,  稲見昌彦 (慶応大 大学院メディアデザイン研究科) ,  稲蔭正彦 (慶応大 大学院メディアデザイン研究科) ,  奥出直人 (慶応大 大学院メディアデザイン研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 281(MVE2009 58-78)  ページ： 47-52  発行年： 2009年11月05日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では慶應義塾大学「ユビキタス・コンテンツ製作支援システムの研究」チームが開発した統合開発環境xtelとデザイン思考を応用した「Smart Kitchen Utensil」の開発手法を提案する。Smart Kitchen Utensilとはセンサー・アクチュエータ等が内蔵された調理器具で,実際に材料を入れ,火にかけるなどの調理を行うことが可能である。今回,この調理器具の一例として私たちが開発した「panavi」システムを挙げる。panaviはセンサー・アクチュエータおよび無線通信機能を内蔵したフライパンを中心とする調理スキル向上を支援するシステムである。このシステムの開発では実際に開発の初期段階からxtelプラットフォームを用いプロトタイプを製作し,9月に行われた「ユビキタスコンテンツショーケース2009」というイベントで展示を行った。本論文では,この期間の開発過程をケーススタディとして紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *厨房 ,  調理器具 ,  *調理 ,  事例研究 ,  計算機システム ,  思考 ,  *CAI【計算機】 ,  *支援プログラム
準シソーラス用語： *スマートキッチン ,  デザイン思考 ,  フライパン ,  プラットフォーム【計算機】 ,  *学習支援システム

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  日用品・雑貨工業一般  (ZB01000J)

引用文献 (10件)：

• Alessi. http://www.alessi.com/
• HASHIMOTO, Atsushi. Smart Kitchen : A User Centric Cooking Support System. Information Processing and Management of Uncertainty in Knowledge-Based Systems, 2008. 2008
• INAKAGE, Masa. Designing Ubiquitous Content for Daily Lifestyle. IJCINI. 2008, 5, Issue 1, 35-40
• KELLEY, Tom. The Art of Innovation : Lessons in Creativity From Ideo, America's Leading Design Firm. 2001
• MIK Corporation. SAMURICE. http://www.mik-net.co.jp/e/product_e/sushi-robot.htm

タイトルに関連する用語 (10件)： デザイン思考 ,  プラットフォーム ,  統合 ,  活用 ,  SMART ,  開発 ,  着想 ,  製作 ,  展示 ,  開発過程