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J-GLOBAL ID:201002295610026730   整理番号:10A0189304

ケイ素アルミニウムリン酸塩吸着剤を使用した軽質ガス混合物からのCO2の分離 多段階イオン交換の影響及び吸着機構のコンピューターによる研究

Separation of CO2 from light gas mixtures using nanoporous silicoaluminophosphate sorbents: Effect of multiple-step ion exchange and adsorption mechanism via computational studies
著者 (5件):
資料名:
巻: 130  号: 1-3  ページ: 142-153  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: E0642C  ISSN: 1387-1811  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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吸着特性を改善するために,Na+-SAPO-34物質を部分的に多段階的にSr2+及びBa2+カチオンで交換し,形態,組織及び化学特性に及ぼすイオン交換処理の影響を調べた。走査電子顕微鏡(SEM),X線回折(XRD),固相マジック角スピニング核磁気共鳴(MAS-NMR),X線回折によるエネルギー分散分析,ポロシメーター及び純粋成分ガス吸着(吸着質:CO2,N2,O2及びCH4)によりこの吸着剤をキャラクタリゼーションした。交換の程度を関数とするSAPO-34の組織及び吸着特性の解析は,吸着剤の広範囲の規則性が保持されていることを確証した。MAS-NMRスペクトルから,Na+-SAPO-34物質からテンプレートを除去する焼成プロセスは,構造の局部に小部分の外部骨格または非晶質部分を生じさせたが,多段階交換プロセスに関連する変化は観察されないことが明らかになった。Sr2+及びBa2+吸着剤変体は両者とも,特に低いガス分圧において,CO2に対する優れた吸着能力及び選択性を示すことが,性能試験から分かった。多段階イオン交換による方法は,SAPO-34単位セルのバリウム含有量を高めるのに効果的であり,CO2取り込みを増大させた。実験及び理論的解析の両者は,Sr2+及びBa2+カチオンが物質骨格の露出部分に存在することを示唆した。これにより,CO2分子との相互作用及び高い吸着能力の発現を説明できる。さらに,Mullikenグロス原子電荷で調べた結果は,CO2と吸着サイトとの間の相互作用は,圧倒的にイオン特性の結合であることを示した。一般的に,ここで得られた結果は,両方の吸着物質はCO2吸着,特に超精製の用途に向いた良好な代替吸着剤であることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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吸着剤  ,  気体燃料の精製  ,  物理的手法を用いた吸着の研究 
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