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J-GLOBAL ID:201002295627253730   整理番号:10A0493230

DNA二本鎖の熱可逆プロセスを用いるDNA結晶化の一方法

An Approach to DNA Crystallization Using the Thermal Reversible Process of DNA Duplexes
著者 (7件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 1090-1095  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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DNA結晶化のためにDNAの熱可逆プロセスを利用する技法を提出した。二本鎖DNA(dsDNA)は高温で一本鎖DNA(ssDNA)に変換して水への溶解度を増加する。この熱変換を溶質の種類を変えてDNA結晶の溶解度の増加に利用する。今回,DNA六量体d(CGCGCG)結晶の溶解度をカコジル酸ナトリウム緩衝液(pH6.6)中20~500mMNaCl,MgCl2またはCaCl2と7.5%2-メチル-2,4-ペンタンジオールの存在で測定し,dsDNAからssDNAへの変換またはその逆が起こる融解温度を求めた。van’t Hoffプロットによると315K付近で溶解度の温度依存性が変化する2つの結晶化機構が存在した。この結果はdsDNAからssDNAへの変換が溶解度増加をもたらすことを示唆する。この温度制御技法を用いて少量のDNA試料からDNA六量体の単結晶が得られ,X線による評価でこれらの結晶は高品質であった。この適用容易な技法は,高価な装置を必要とせずにDNA結晶の溶解度を制御できるので,従来の蒸気拡散法よりも優れている。
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分類 (3件):
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有機物質からなる多成分系の相平衡・状態図  ,  有機化合物の結晶成長  ,  核酸一般 
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