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J-GLOBAL ID:201002295672085180   整理番号:10A0580228

河川生態系を理解するための基礎知識-第5回 流程に沿って川を見る-

著者 (1件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 48-49  発行年: 2010年06月01日 
JST資料番号: G0921A  ISSN: 0386-5886  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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川の流程を1)山間地,2)谷底平野,3)扇状地および4)自然堤防に区分して,各流程における川の構造,流量・土砂,および餌資源の生態系に対する役割を説明した。まず1)では,氾濫原的環境に乏しく,水域では栄養塩類濃度と水温が低く付着藻類はあまり繁茂しないため,低水温,高い溶存酸素濃度を要求する水生生物が生息する。生態系は他生的有機物を起点とした食物連鎖網となる。2)では,河床に届く日射量も増え徐々に栄養塩濃度,水温も上昇し付着藻類の生産力が高くなり藻類に依存する生物も増える。3)では,川幅が広く栄養塩濃度や水温はさらに上昇して自生的な餌資源供給が支配的となる。洪水に伴う地形・河床の撹乱を頻繁に受けるため,川の構造や餌資源より撹乱の強度・頻度に支配される。4)では,氾濫原的環境と出水に伴う冠水によって生態系が維持されている。
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分類 (2件):
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生態系  ,  河川調査・計画 
タイトルに関連する用語 (4件):
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