文献

J-GLOBAL ID：201002295694825144   整理番号：10A0509837

バイオエタノール生産に対するトウモロコシサイレージに及ぼす熱水前処理の実現可能性

Feasibility of Hydrothermal Pretreatment on Maize Silage for Bioethanol Production

著者 (3件)： XU Jian (National Lab. for Sustainable Energy, Roskilde, DNK) ,  THOMSEN Mette Hedegaard (National Lab. for Sustainable Energy, Roskilde, DNK) ,  THOMSEN Anne Belinda (National Lab. for Sustainable Energy, Roskilde, DNK)
資料名： Applied Biochemistry and Biotechnology. Part A. Enzyme Engineering and Biotechnology  (Applied Biochemistry and Biotechnology. Part A. Enzyme Engineering and Biotechnology)
巻： 162  号： 1  ページ： 33-42  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： E0344C  ISSN： 0273-2289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオエタノール生産の原料としてトウモロコシサイレージの可能性を調べた。5種類の前処理強度因子(PSF)による熱水処理を行ってトウモロコシサイレージを行い糖回収率,毒性試験,及びエタノール生産を前処理加水分解及び同時糖化発酵を行って検討した。前処理後,大部分のセルロースは残渣に滞留し,最大PSF(185°C,15分)で85.87%及び最低PSF(185°C,3分)で92.90%であった。大部分の澱粉は最大PSF71.64%から最低PSF78.28%にて液体部分へ移行し,残渣へは8.05~11.74%残存した。残渣のキシラン回収率は44.25~82.95%へ増加した。毒性試験においてパン酵母への毒性は示されずエタノール生産濃度は19.92~19.98g/Lであり,未処理の場合は僅か7.67g/Lであった。

シソーラス用語： *トウモロコシ ,  サイレージ ,  実現可能性 ,  バイオマス ,  脂肪族アルコール ,  生物燃料 ,  *エタノール発酵 ,  前処理 ,  セルロース ,  澱粉 ,  キシラン ,  毒性試験 ,  パン酵母 ,  同時糖化発酵
準シソーラス用語： *バイオエタノール ,  *熱水処理

分類 (4件)： 微生物代謝産物の生産  (FK03020A) ,  トウモロコシ  (FC03034D) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  木材化学  (FF05040V)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： バイオエタノール ,  トウモロコシサイレージ ,  熱水 ,  前処理 ,  実現可能性