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J-GLOBAL ID:201002295922039588   整理番号:10A0579696

強いスピン-軌道相互作用をもつ物質におけるMott物理学とバンドトポロジー

Mott physics and band topology in materials with strong spin-orbit interaction
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 376-381  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: W2060A  ISSN: 1745-2473  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Irをベースとしたパイロクロア酸化物A2Ir2O7におけるMott転移に対する現象論的Hubbardハミルトニアンから,スピン-軌道相互作用(SOI)がMott転移に与える影響について調べた。(以下,電子間のオンサイト斥力をU,スピン-軌道カップリングをλ,電子のサイト間ホッピングをtとする。)U/tが大きい場合の強結合極限およびU/tが小さいまたは中間の場合のスレーブ回転子(slave-rotor)近似による平均場理論の結果を相図にまとめた。U/t小では,λ/t小で金属,λ/t大でトポロジカルバンド絶縁体(TBI)になる。U/t増大に伴い,有効バンド幅圧縮の結果としてSOIの効果が増大し,トポロジカル絶縁体の安定性が増す。λ/t小では金属からギャップレスMott絶縁体(GMI),λ/t大ではTBIからトポロジカルMott絶縁体(TMI)に転移する。TMI相は量子スピン液体状態とみなされる。電子のスピンと電荷が効率的に分離され,TBIの非自明なバンドトポロジーはスピノンに移され,バルクではギャップがあるが表面ではギャップレスとなる。強結合極限では磁気秩序をもつ。相図に関して更なる検討を加えた。
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分類 (1件):
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絶縁体結晶の電子構造 
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