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J-GLOBAL ID：201002296075219244   整理番号：10A1058070

微小管結合薬:がん治療法の有望分野

Microtubule-binding agents: a dynamic field of cancer therapeutics

著者 (3件)： DUMONTET Charles (Fac. Rockefeller, Lyon, FRA) ,  DUMONTET Charles (Univ. Lyon 1, Lyon, FRA) ,  JORDAN Mary Ann (Univ. California Santa Barbara, California, USA)
資料名： Nature Reviews. Drug Discovery  (Nature Reviews. Drug Discovery)
巻： 9  号： 10  ページ： 790-803  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： W1376A  ISSN： 1474-1776  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微小管は,チューブリンから構成されている,高活性のフィラメント状の細胞骨格タンパク質であり,腫瘍細胞の重要な治療標的と考えられている。微小管に結合する薬物は,数十年前から抗がん剤の一種とされ,ターゲット療法が開発されるまで,DNAに代わる唯一のがんの治療標的であった。近年,数多くの植物や海洋生物のスクリーニングによって,新しい性質を備えた有望な抗チューブリン薬が得られている。新しい微小管結合薬物を探索する最近の試みでは,腫瘍特異性を向上させること,神経毒性を減少させること,化学療法耐性メカニズムに対して比感受性であることの3つが,基本目標とされている。Copyright Nature Publishing Group 2010

シソーラス用語： 微小管 ,  微小管関連タンパク質 ,  *チューブリン ,  *タンパク質 ,  腫瘍細胞 ,  ターゲット ,  *抗腫瘍薬 ,  性質 ,  神経毒性 ,  *機構 ,  *分子標的療法 ,  捜索 ,  海洋生物 ,  薬用植物
準シソーラス用語： *細胞骨格蛋白質 ,  治療標的 ,  特異性 ,  *薬物耐性メカニズム

分類 (2件)： 腫ようの実験的治療  (GE02040Y) ,  研究開発  (GU01040N)

タイトルに関連する用語 (2件)： 微小管 ,  がん治療