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J-GLOBAL ID:201002296088328816   整理番号:10A1375681

ローリングサークル増幅及び表面増強Raman散乱分光法を用いた核酸の感度の良い検出

Sensitive Detection of Nucleic Acids with Rolling Circle Amplification and Surface-Enhanced Raman Scattering Spectroscopy
著者 (2件):
資料名:
巻: 82  号: 21  ページ: 8991-8997  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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細胞及びウィルス中の遺伝子情報キャリアとして核酸は疾病診断,ゲノム薬理学に関する有用な情報を提供することから,伝染性及び遺伝性疾病の早期発見にかかわる核酸を検出するための感度の良い迅速な方法の開発が望まれている。多くの利点を有する分子増幅法としてのローリングサークル増幅(RCA)については電気泳動,蛍光顕微鏡観察法,ルミネセンス分析との組み合わせが多く研究されているが,表面増強Raman散乱分光法(SERS)とRCAの組み合わせについては報告されていないことから,本研究では核酸を検出するための手法としてSERSとRCA反応の組み合わせアプローチを提案した。金ナノ粒子及び検出プローブとRCA生成物の反復配列結合によってSERS信号を大きく増幅させることができる結果,検出限界10.0pMを達成した。PCRベースSERSに比べてRCAベースSERSの感度は3桁も増加し,またRCAベース電気化学及びRCAベース蛍光分析法と感度は同等もしくはそれを超えるものであった。このRCAベースSERSは高い選択性で一塩基ミスマッチDNAからターゲットDNAを識別することも可能であるとみられる。ここに提案したRCAベースSERSの高感度と選択性が遺伝子関連疾病の早期検診用の潜在的なツールとなり,DNAマイクロアレイを用いた多重分析も可能であると考察した。
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分類 (3件):
分類
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核酸一般  ,  遺伝学研究法  ,  分光法と分光計一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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