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J-GLOBAL ID:201002296094198754   整理番号:10A0215517

ポリエチレングリコール被覆Fe3O4磁性流体のマグネトレオロジー挙動

Magnetorheological Behavior of Polyethyene Glycol-Coated Fe3O4 Ferrofluids
著者 (9件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 23-30  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: Z0961A  ISSN: 0387-1533  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ポリエチレングリコール(PEG)被覆Fe3O4磁性流体を,PEG被覆Fe3O4ナノ粒子をオリゴマ性PEG-400キャリア液に懸濁して調製し,それらのマグネトレオロジー流動挙動を研究した。PEG修飾はFe3O4の結晶構造を変えず,PEG被覆Fe3O4ナノ粒子はほぼ球形でサイズ分布は狭い(直径4±1nm)。それらのナノ粒子は磁場がない時著しい凝集を示さず,磁場中では磁場方向に配向した紐状クラスタに凝集した。このため,磁性流体は磁場がない時は本質的にNewton流体として挙動し,磁場中ではマグネトレオロジー効果,すなわち実降伏応力なしで擬塑性及び希薄化を伴う剪断応力/粘度の増加を示す。多分レオメータの測定部(板)を連結する巨大クラスタの不在を反映するこの実降伏応力の欠如は磁性流体のマグネトレオロジー効果が剪断下で形成した有限サイズクラスタの変形と崩壊に関連することを示唆する。興味あることに,この効果は中度のPEG被覆量のFe3O4ナノ粒子で最も著しかった。この結果はクラスタ中のナノ粒子被覆層中のPEG鎖の緩和がマグネトレオロジー効果に寄与している可能性を示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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コロイド化学一般  ,  電磁流体力学  ,  コロイドのレオロジー  ,  原子・分子のクラスタ 
タイトルに関連する用語 (4件):
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