抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水田土壌からの二酸化炭素,メタン,亜酸化窒素などの温室効果ガス発生量は,酸化還元電位(ORP)が+180~-150mVの範囲で最少となることが報告されている。温室効果ガス発生量が最小となるようにORPを維持した灌漑計画を立てるためにはORPの経時測定が必要である。ORPが土壌水分量の変化に対応して変化することに着目し,土壌含水率からORPを予測する可能性を検討した。土壌含水率を測定するTDRとORP計を水田土壌を充填したカラムに設置し,間断灌漑をおこなって土壌含水率とORPを測定した。その結果,土壌含水率が急激に変化する給水時には土壌含水率からのORP予測は難しいが,土壌含水率の変化が緩やかな落水時にはその予測が可能であることが分かった。