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J-GLOBAL ID：201002296105809505   整理番号：10A0366854

ナタネ(Brassica napus)におけるナプロパミド利用性及び環境毒性に対する溶解有機物の影響

Effect of Dissolved Organic Matters on Napropamide Availability and Ecotoxicity in Rapeseed (Brassica napus)

著者 (4件)： ZHANG Rui (Nanjing Agricultural Univ., Nanjing, CHN) ,  CUI Jing (Nanjing Agricultural Univ., Nanjing, CHN) ,  ZHU Hong Mei (Nanjing Agricultural Univ., Nanjing, CHN) ,  YANG Hong (Nanjing Agricultural Univ., Nanjing, CHN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 5  ページ： 3232-3240  発行年： 2010年03月10日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナプロパミド〔N,N-ジエチル-2-(1-ナフタレニルオキシ)プロパンアミド〕を0-16mg/kg及びスラッジまたは藁からの溶解有機物(DOM)を50mg/kg含む土壌で,ナタネ種子を10日間生育させ,生育を調べ,根と芽中の含量をHPLCで測定した。生理的影響としてスーパーオキシド,過酸化水素含量と抗酸化酵素活性を調べた。DOMの構造はFT-IR及び3次元励起蛍光マトリックススペクトルにより解析した。ナプロパミド暴露により成長が阻害され,酸化損傷が見られた。両DOC処理により成長が改善され,ナプロパミド蓄積も減少し,反応性酸素種(ROS)及びSOD等の抗酸化酵素活性が減少した。両DOMはナプロパミドと相互作用により複合体を形成し,スラッジ由来のDOMでより顕著であることが分かった。

シソーラス用語： *アブラナ属 ,  土壌有機物 ,  バイオアベイラビリティ ,  酵素 ,  毒性 ,  農薬汚染 ,  活性酸素 ,  カルボアミド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *Brassica napus ,  可溶性有機成分 ,  環境毒性 ,  抗酸化酵素

分類 (2件)： 雑草に対する農薬  (FB06030F) ,  農薬  (SB05030L)

物質索引 (1件)： ナプロパミド

タイトルに関連する用語 (7件)： ナタネ ,  Brassica ,  ナプロパミド ,  利用性 ,  環境毒性 ,  溶解 ,  有機物