抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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人間の骨の主成分であるヒドロキシアパタイトは力の加わる方向に結晶が配向していることが知られている。人工骨を作製するに当たって,このことは重要な条件であり,著者はヒドロキシアパタイトの配向制御に磁場を利用することを研究しており,本稿でその一端を紹介した。初めに,外部磁場による結晶配向の理論を解説し,これに則った磁場中でのヒドロキシアパタイトスラリーのスリップキャスティングについて示した。この手法によって得たサンプルの結晶構造解析結果を示し所期の配向を達成できたことを表すと共に,模擬体液中での析出挙動および細胞培養実験の結果が配向サンプルでは特異な成長を示すことを明らかにした。