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J-GLOBAL ID:201002296257623652   整理番号:10A0724406

金ナノ粒子懸濁液の静止プールにおける気泡形成

Bubble formation in a quiescent pool of gold nanoparticle suspension
著者 (2件):
資料名:
巻: 159  号:ページ: 72-93  発行年: 2010年08月11日 
JST資料番号: B0923A  ISSN: 0001-8686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文は,三重線の動力学に特別な焦点をあてて,純液体中における気泡の形成の広範なレビューで開始され,水性金ナノ流体の静止プールに浸積されたマイクロメーターサイズのノズル上における気泡形成に関する実験研究に進んだ。主として粒子の沈降による固体表面の改質によって生じる蒸発条件または沸騰条件下におけるナノ流体での三重線動力学に関する既報の研究とは異なり,本研究は液相に懸濁したナノ粒子の役割に焦点を合わせた。実験は広範な流速とナノ粒子濃度の下で行われ,多くの興味深い現象が解明された。ナノ流体は気泡形成中の三重線の広がりを防ぐことが観察された,すなわち三重線は急速な気泡形成段階中に管壁の中央付近のどこかにピン止めされる一方で純水の場合には管の外縁に向かって広がる。三重線の特異的「スティック-スリップ」運動はナノ流体中での気泡形成に対しても観察される。一定の気泡体積では接触線の半径は高い粒子濃度で小さくなることが見いだされているが,動的気泡接触角に対しては逆の傾向が見いだされる。粒子濃度の増加とともに気泡の発生頻度は上昇し,気泡の離脱体積は減少する。気泡の形態は一定の流速に対するYoung-Laplace方程式からの予測とよく一致していることが分かった。気泡体積膨張率,先端での曲率半径,気泡高さおよび気泡体積の変化を含む内部での気泡成長に関連した他の特性へのナノ粒子の影響が明らかになった。三重線での表面張力の変化と合力平衡が三重線の改変動力学の原因であるらしいことが示唆された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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界面化学一般 
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