文献
J-GLOBAL ID:201002296359989830   整理番号:10A0516534

神経堤細胞におけるShp2のホスファターゼ依存的機能および非依存的機能はLEOPARD症候群病原の基礎を成す

Phosphatase-Dependent and -Independent Functions of Shp2 in Neural Crest Cells Underlie LEOPARD Syndrome Pathogenesis
著者 (13件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 750-762  発行年: 2010年05月18日 
JST資料番号: W1692A  ISSN: 1534-5807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
チロシンホスファターゼSHP2(PTPN11)は発生中の細胞の増殖,生存,移動,分化を制御する。PTPN11における生殖系列突然変異は,重複する臨床的特徴を持つNoonan症候群とLEOPARD症候群の原因となる。逆説的に,Noonan症候群突然変異はSHP2ホスファターゼ活性を高めるが,LEOPARD症候群変異体は触媒的に損なわれ,SHP2がホスファターゼ非依存的役割を持つ可能性が生じる。shp2欠損ゼブラフィッシュ胚とLEOPARD症候群点突然変異をコード化したmRNAを注入したゼブラフィッシュ胚を比較することにより,著者らは,神経堤特異化と移動におけるShp2に関するホスファターゼおよびErk依存的役割を同定している。また,著者らは,SH2領域で媒介される予想外のホスファターゼおよびErk非依存的機能を同定している。これは進化的に保存され,脳および神経堤におけるp53媒介性アポトーシスを防ぐ。著者らの結果は,Shp2触媒機能喪失の効果と,神経堤細胞生存にとって必要不可欠なSH2領域媒介性役割保持の効果の組合せにより,LEOPARD症候群病原のこれまで謎であった側面を説明できることを示している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理  ,  神経の基礎医学  ,  発生と分化  ,  中枢神経系  ,  先天性疾患・奇形一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る