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J-GLOBAL ID:201002296398720090   整理番号:10A1057900

色シェーディング加工時の染料-繊維相互作用に及ぼすパルプ微粉体の影響

Effect of Pulp Fines on the Dye-Fiber Interactions during the Color-Shading Process
著者 (4件):
資料名:
巻: 49  号: 18  ページ: 8544-8549  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: C0385C  ISSN: 0888-5885  CODEN: IECRED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高収率パルプ(HYP)および広葉樹漂白クラフトパルプ(HBKP)の微粉体の特性を比較し,染色(色シェーディング)加工に及ぼすそれらの影響を,光学的性質,特にCIE白およびb*に対して研究した。その結果,次のことが分かった。1)HYP繊維で作られる系に対して,HYP微粉体は負(青)の効果を与える,一方HBKP微粉体は正(黄色)の効果を与える。2)HBKP繊維で作られる系に対しては,低含量(5%)のHYP微粉体は染料の有効性を増すが,更にこれを増すと染料性能は低下する。3)HBKP微粉体は,HBKP繊維系に対して染料の有効性を妨害する。4)染料とHYP微粉体は錯体を形成し次いで繊維ネットワークを保持するが,このようにして染料の有効性は改善される,その結果として,紙シートにより高いCIE白および低いb*を与える。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
紙・板紙の加工・成形 

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